2012年 06月 08日
前々から一度行きたかった一軒家レストラン。 しかし、敷居が高そうで中々足が向かなかったけど、今月は結婚記念日だった ことを思い出して思い切って行ってきました。(笑) 祖原山公園の近くの閑静な住宅街にあって、一目を惹く大きな看板もなく、 門の辺りに灯りがポツンと点いているだけの地味な佇まいの構えでした。 でも、ハデな構えよりかえってドキドキ感がありましたね。(笑) 用意ができるまで、アトリエを改装したウェイティングバーで待ちます。 お造り3品。 手前左端は酒盗、これで刺身を頂くのが一番美味しかったです。 炭で炙ったベビーコーン これもよかった。 久留米市は田主丸の若竹屋酒造の夏大吟 日本酒らしからぬラベル 「夏休みのとも」風で可愛らしい。 味は、軽いけど軽からず、爽やかな飲み口で、次に飲んだクールダウン という酒も軽くてよかったけどこれが口に合っていました。 いろいろ美味しい日本酒を探していたけど、灯台下暗しですね。 地元に美味しい酒がありました。 7時に店に入り食事を頂きながら、店主を含め店の方と料理や酒のこと そしてこの家の持ち主であった故手島貢画伯の作品や本人の写真まで 見せてもらい楽しい話しは尽きず、表まで店主に見送っていただいて 店を出たのは9時半過ぎでした。 一見さんにもかかわらず、丁寧な接客で非常に感じのいい店でした。 勿論料理も丁寧な作りで全て美味しかったです。 手島邸 福岡県福岡市早良区昭代2丁目4−22 092-821-2287 http://www.teshimatei.com/ 丁寧な接客といえば、4月に行った表参道の『月光茶房」も凄かったな。 コーヒーの淹れ方ももの凄く丁寧で、あんな美味しいのを飲んだのは初めてだった。 ここも店を出る時は、出口まで見送っていただいて思い出に残る店となりました。 #
by flandrenorton
| 2012-06-08 21:13
| 食
2012年 06月 02日
ウディ・アレンの作品です。彼の作品を観るのは、多分マンハッタン以来です。 なので30年振り?(笑) あらすじ パリへ婚約者と旅行に来た主人公の売れっ子脚本家ギルは、シナリオ執筆に虚しさを感じ、 小説家へ転身を夢見て処女作を執筆中だった。そして、パリへ住まいを移して活動したいと 思っているが、婚約者のイネズは現実主義者で、パリは買い物バカンスを過ごす場所と 思っていてそんな考えは全くない。 そんな中、ワインの試飲会の帰りに婚約者と分かれてホテルに歩いて帰っていたギルは、 途中道に迷い、どうしたものか道に座り込んでいた。午前0時の鐘が鳴ると、クラシックな 運転手付きの高級車が現れ、誘われるままにその車に乗り込んだギルは、とあるクラブで 開かれているパーティに参加する。 そこにはスコット・フィッツジェラルド(華麗なるギャッツビーを書いた)コール・ポ ーター(作曲家の)、ジャン・コクトー(詩人の)が居た。そうギルは1920年代のパリに 迷い込んだのだ。次の日の夜もギルは、同じ場所に行き車に乗ってヘミングウェイに会い、 パブロ・ピカソやその愛人アドリアナと出会い、恋に落ちて行く・・・。 20年代のパリに魅せられ、またその時代の作家や芸術家との交流が喜びとなったギルは、 これからの人生に大きな決断を下すことになる。 ウディ・アレン自身が、最初の出演作である「何かいいことないか子猫チャン」でパリでの 撮影が終わった時に、どうしてパリに残ることを選ばなかったのかと後悔したそうだ。 と考えるとこの映画の主人公ギルは、アレンそのものだと思う。 文化的で趣味のよい人たちで満たされた世界をかいま見れます。(笑) しかし、いろんな芸術家のそっくりさんが出て来て面白いです。特にダリは可笑しい。 #
by flandrenorton
| 2012-06-02 00:24
| 映画
2012年 05月 30日
裸の島 1960年の新藤兼人監督作品で、乙羽信子と殿山泰司が主演しています。 私が、これまで観た映画の中で、一番印象強く残っている映画です。 瀬戸内海の小島に生きる家族の普段の生活を四季を通して描いた作品で、 モノクロでしかもセリフが一切ないという特異な映画です。 学生の頃観ましたが、観ていると聞こえないはずの夫婦の会話が聞こえはじめ、 色のついていないはずのスクリーンに、畑の土の色、瀬戸内海の藍色そして 春を迎えた島の桜のきれいな花びらが写っているようにみえました。 映画とは、映像そのものをただ観るのではなく、観る人がそれぞれの感性を持って 作品の中に入り込まないといけないと教えてくれた作品です。 そんな映画を作った、偉大な監督の死去は大変残念です。 #
by flandrenorton
| 2012-05-30 19:43
| ひとりごと
2012年 05月 02日
旭化成が国内販売するって新聞広告に出てたので、近くのドラッグイレブンに行く。 使用後28日間で分解され、自然に還る。って、キャッチコピーに惹かれて買った。 でも、よく考えるとそれまでの間に下水処理場で処理されている。(笑) #
by flandrenorton
| 2012-05-02 12:06
| ひとりごと
2012年 04月 05日
昨年末、亡くなった森田芳光監督の最後の作品であることと九州の鉄道が 沢山出て来るというので見に行きました。 映画は、松山ケンイチと瑛太のファンそして関東と九州の鉄道好きには 楽しいだろうけど、それ以外は話しの筋もありきたりだしどうなんだろう と思いました。 でも、個人的に嬉しかったのは、東京のシーンで、京浜急行が随所に出て 来るのを見て、学生時代に横須賀の友人宅に役2ヶ月ばかり居候していた ときのことを思い出したことです。 それこそ映画に出て来る京急の赤い車体に白のラインの電車に乗って下宿 のあった京急田浦から毎日のように大学のある金沢八景まで行ったことや (友人の授業に一緒に出てました。(笑))さらに足を伸ばして終点 の品川から山の手線に乗り換え、渋谷や新宿まで遊びに行っていたことを 思い出して懐かしくなりました。(学生定期を品川まで買ってました。(笑)) 期待しすぎて、少し外れだったところもあるけど、個人的には思い出を楽しめた映画でした。 #
by flandrenorton
| 2012-04-05 23:46
| 映画
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